和平合意で停戦が実現したガザ地区でイスラエル軍の攻撃によって少なくとも5人が死亡しました。決められた境界線を越えたためだと主張しています。
イスラエル軍は14日、ガザ地区北部で和平合意によって軍が現在、駐留している境界線を複数の人物が越えたため、発砲をしたと明らかにしました。
警告射撃をしても従わずに近付いてきたため戦闘機による空爆で排除したとし、「合意に違反している」と主張しています。
パレスチナのメディアは、この攻撃によって少なくとも5人が死亡したと伝えています。
13日にも南部のハンユニスでイスラエル軍の発砲によって1人が死亡したとしています。
一方、イスラム組織「ハマス」も「合意に違反している」とイスラエルを非難し、仲介国に監視を強めるように訴えました。