16日から2学期がスタートしましたが、仙台市若林区では子どもたちが危ない目に遭ったときに助けを求める、子ども110番の家の訓練が行われました。

 若林区の荒町児童館では、小学生70人を対象に防犯講座が開催され、不審者に声を掛けられた時の対処法などを学びました。

 続いて下校中に不審者に声を掛けられたという想定で、子ども110番の家に逃げ込む訓練が行われました。

 子ども110番の家は、子どもが犯罪に巻き込まれるなどして危険を感じた際に、助けを求めて逃げ込むことができる住宅や店舗です。

 訓練に参加した店舗は、子どもから不審者の特徴を聞き110番通報をする流れを確認していました。

 「(練習で)大きな声出してるから大丈夫かなと思ったけど(訓練)本番でやってみて、意外とどきどきした。あまり声が出なかったりした」

 若林警察署生活安全課林健司課長「今回の訓練を通じて、伝えるべきポイントや聞き出すポイントを理解していただき、地域一体となって子どもたちの安全安心の確保につなげていきたいと考えております」