日中首脳会談で中国の習近平国家主席が「歴史や台湾問題で明確なルールを守るよう」高市総理大臣に求めたと中国側が発表しました。

 中国国営テレビによりますと、習主席は会談で「歴史や台湾といった重大な問題で4つの政治文書が定めた明確なルールを守り、中日関係の基礎を揺るがせないよう」に求めたということです。

 また、村山談話について「日本の侵略の歴史を反省し、被害国に謝罪したものだ」として、その精神が発揚されるべきだと強調しています。

 一方、「デジタル経済や医療・高齢者介護・環境分野などでは大きな協力の余地がある」として、ウィンウィンの関係を堅持すべきだとも主張しています。