電力の需要が高まる冬場を前に、東北電力の新仙台火力発電所が公開されました。
新仙台火力発電所では現在、3号機の定期点検中で2つのタービンのうちの1つを分解して点検しています。
2016年から運転を開始した3号機は、燃料を燃やして発生するガスと蒸気で発電します。1号機と2号機は重油が燃料でしたが、3号機の燃料は液化天然ガスで燃費やCO2排出量が3割ほど抑制されています。
新仙台火力発電所の最大出力は合計で104万6000キロワット、年間で約180万世帯分の電力を供給できます。
新仙台火力発電所藤田裕之所長「しっかりと点検手入れをして、冬場の供給力確保に貢献さぜていただければ」
点検中のタービンは、26日に運転を再開する予定です。