17日午後3時から18日午後3時までに、宮城県ではクマの目撃情報が22件発表されています。

 仙台市10件、大崎市5件、白石市・大郷町で各2件、村田町・大衡村・大和町で1件でした。

 最も目撃数が多かった仙台市10件の内訳は、青葉区が栗生・上愛子・芋沢・郷六の計4件、泉区が寺岡・実沢が各2件、住吉台・松陵が各1件の計5件、太白区が秋保で1件でした。

 このうち泉区実沢では、17日午後4時ごろに七北田川の河川敷で3頭目撃されたということです。

 宮城県は18日、2025年度の月別のクマ出没件数を公表しました。

 10月が最も多く1165件と、これは過去10年で最多です。2024年度1年間の件数よりも10月だけで300件以上多くなっています。

 11月は17日夕方までの集計で471件です。11月としては既に過去10年で最も多くなっています。

 市区町村別に見ると、最も多いのが栗原市の374件、次いで大崎市の370件、仙台市青葉区の322件です。