パレスチナ自治区・ヨルダン川西岸の検問所でテロ事件があり、少なくとも1人が死亡し、けが人も出ています。

 イスラエル軍は18日、ヨルダン川西岸グッシュ・エツィオンの検問所で車が突っ込むテロ事件が起きたと明らかにしました。

 犯人は2人組でこのうち1人が車から降り、近くにいた人々を刃物で刺したということです。

 30代の男性が死亡し、他にも3人がけがをして病院で手当を受けています。

 イスラエルメディアによりますと、けがをした3人のうち55歳の女性はイスラエル軍の兵士による銃撃が誤って当たったもので、重体だと伝えています。

 犯人の2人組は軍によってその場で射殺されました。

 乗っていた車の中からは複数の爆発物も見つかっていて、イスラエル当局が詳しい状況について捜査しています。