社民党は新垣邦男衆議院議員の離党を承認しました。これにより、党所属の国会議員は福島みずほ党首とラサール石井副党首の参議院議員2人だけとなります。
社民党 福島党首 「新垣さんが社民党から立候補し、公認で出て、(沖縄)2区で本当に大事な議席、平和の議席、基地の問題を言う議席、社民党の議席でやってきて、そのことが離党になったことは本当に残念です」
新垣衆院議員は党勢拡大を巡る見解の違いなどを理由に離党届を党本部に郵送していましたが、党の規約では所属する沖縄県連合に提出する必要があり、返送されていました。
その後、県連に再提出された離党届が受理され、社民党は19日の常任幹事会で新垣議員の離党を承認しました。
社民党の前身となる社会党の1945年の結党以来、初めて衆議院で議席を失うことになり、福島党首は「重く受け止めている。頑張っていくしかない」と述べました。
次の衆議院選挙で新垣議員の選挙区である沖縄2区に候補者を擁立するかどうかについては「これからの話だ」と述べるにとどめました。