国立がん研究センターは、2012年から2015年に国内でがんと診断された人の5年後の生存率を発表しました。

 44都道府県の15歳以上の人を対象にした5年生存率は部位別にみると、男性は前立腺で94.3%、女性は甲状腺で92.7%と高い生存率になっています。

 「すい臓」は男女ともに10%ほどと低い生存率になりました。

 都道府県別にみると、胃がんは宮城県で全国平均より10ポイント近く高い結果となりました。

 宮城県は胃がんの検診率が高く、精密検査を受ける率も全国で一番高くなっています。県の担当者は「早期の発見からの治療が5年生存率が高い理由の一つではないか」と話しています。

(「グッド!モーニング」2025年11月20日放送分より)