12月1日までで従来の健康保険証が使えなくなります。2日からのマイナ保険証移行を前に、仙台市の青葉区役所では駆け込みで交付を受ける市民で混雑しました。

 マイナ保険証への移行の前日となった1日、青葉区役所のマイナンバーカード特設会場には、駆け込み交付をしようと多くの市民が訪れ、約1時間待ちの状態が続きました。

 市民「年寄りは紙の方がいい。世の中そうなりますから仕方ない。駆け込みの方が多いと思う。分からないから」「帰省するたびにいっぱい持っていくのを考えたら、1枚で済むとすごく便利だなと思う」

 仙台市によりますとマイナンバーカードを持たない人、または健康保険証として登録していない人は既に届いている資格確認書で保健医療を受診できます。

 ただし、混乱を避けるために3月末までは暫定措置として、従来の健康保険証でも保健医療を受診できます。

 青葉区役所戸籍住民課佐藤浩一課長「マイナカードを受け取ってから5回目の誕生日で電子証明書の更新、10回目の誕生日でカード自体が失効してしまいますのでそれまでにカードも新しく作っていただく必要があります」