米の価格高騰はなぜ、そしていつまで続くのか。米の流通価格の変動に詳しい宮城大学の大泉一貫名誉教授です。

 宮城大学大泉一貫名誉教授「非常に高値で農家から買い取っている。概算金と言いますが60キロ3万円前後、それを超える値段で取り引きしている。仕入れ値が非常に高いので、それを安くして売るのはできないのが今の状況」

 大泉名誉教授は米の需要より供給が過剰な年とされているため、2026年には米の販売価格が下がる可能性があると指摘します。 宮城大学大泉一貫名誉教授「早ければ1月2月あたりから。遅ければ3月4月あたりから。需給関係を反映して価格は下がる可能性はあると思う」

 大泉名誉教授は、仕入れ値が高かった影響で大幅には安くなりにくく、5キロで500円程度の値下がりにとどまると予想しています。