武装した工作員が国内に上陸したことなどを想定した、宮城県警と自衛隊の共同訓練が多賀城市で行われました。

 陸上自衛隊多賀城駐屯地で行われた訓練には、県警の機動隊員と自衛隊員約60人が参加しました。

 訓練は、武器を持った工作員が国内に上陸し、警察だけでは対応できす自衛隊が出動するという想定で行われました。

 自衛隊員が乗った車を警察車両が先導し、現場までスムーズに到着する手順などを確認していきました。

 池ノ内瑛2等陸佐「何が起こっても最終的には警察と連携して我々がこの国を守っていくという強い思いを持って、訓練に臨んでいきたいと考えております」

 県警と自衛隊は4日、女川原子力発電所で同様の訓練を行うことにしています。