移籍か残留か。注目されていた楽天イーグルス2選手の去就が決まりました。則本投手は巨人に移籍し、辰己選手は楽天に残留です。
海外FA権を行使し移籍先を模索していた則本投手が、巨人に移籍することが決まりました。
3年契約で総額は13億円で、背番号43となりました。
則本投手は12月のイベントで「楽天を離れる可能性が高い」と話し、メジャーや国内球団との交渉を進めてきました。
残留も認めていた楽天は、15日に石井GMが「一緒にできたらいいなと思っているが、良い野球人生だったと思える選択をしてほしい」と話すなど、則本投手からの返答を待っている状況でした。
2012年ドラフト2位で入団し楽天一筋で通算120勝を挙げた大投手は、新たなステージに進むことを決断しました。
則本投手は、前シーズンの年俸が球団上位に入るAランクの選手と見られ、楽天は巨人に金銭か人的補償を要求できます。
一方16日午後4時半ごろ、残留を決めた辰己選手が契約更改の会見場に姿を現しました。
辰己涼介選手「サインしました。一度FA権を行使して外に出て、7年間大切に育ててもらったことを改めて感じました」
前シーズン中からポスティングでのメジャー移籍を球団に要望していた辰己選手ですがその希望はかなわず、オフに国内FA権を行使していました。
しかし他球団と契約合意には至らず、今シーズンも楽天でプレーすることを選択しました。
辰己涼介選手「12月に石井GMから連絡をもらい、何を言われたかは言えないが愛のある言葉をいただいたし、優勝させるために戻りたいなと思った」
FA選手の去就が続々と決まっていた12月、辰己選手は自主トレ先の大分県で自衛隊に体験入隊し体力づくりに取り組んでいました。
辰己涼介選手「僕のやりたいことは決まっているし、決めている。未来に向けて力を蓄えて、2026年頑張るためにここに来ている。未来は明るいのではないかと思っている」
2024年に最多安打のタイトルを獲得した辰己選手は前シーズン、打撃不振もあり114試合の出場にとどまりましたが、5年連続でゴールデングラブ賞に輝くなど高い守備力でチームに貢献しました。
16日の会見ではメジャーリーグへの憧れを口にしながらも、東北に笑顔を届けたいと決意を新たにしました。
辰己涼介選手「野球選手として高みを目指したい気持ちは変わらない。優勝できていないので、グラウンドから東北のファンの人たちの歓喜を見てみたいと本心から思っている」