災害への備え、水や食料といった備蓄品はもちろんですが災害で生き抜くための知恵について学べる、宮城県東松島市の防災体験施設です。
東松島市の防災体験型施設KIBOTCHAは、東日本大震災で津波の被害を受けた旧野蒜小学校の校舎を活用しています。最大80人が宿泊しながら防災を学ぶことができます。
まずは、火起こしです。火打石と金属板をこすり、燃えやすい紙に火花を落とします。初めてでも1分ほどで火をつけられました。
続いて、人を助けるためのロープワークです。川で遭難している人を助けるために木に紐を結び付けてみます。
緊急時に使える巻き結びは、物を固定する際に役立つ結び方で、日常でも災害でも活用できます。
次は、けが人や病人を安全な場所に安全に運ぶ簡易担架です。使うのは毛布と竹の棒だけで、毛布の真ん中に棒を置き折り返したら患者の肩幅に合わせてもう1本を置きます。もう一度折り返したら完成です。また、上着でも簡易担架を作ることができます。
このほかKIBOTCHAには、心肺蘇生を器具で体験できるほか、煙から逃げる時に役立つほふく前進など7種類の防災体験が用意されています。
西舘保宗さん「いつ緊急時が訪れるか分かりません。その時に自分で考える力を学ぶということ、語り合って考える場をKIBOTCHAが提供できればと思っています」