8日は「国際女性デー」です。働き盛りの30代から罹患率が急増する「乳がん」患者に寄り添う新しい下着が開発されました。

 ウィッグの大手メーカーは、がん患者向けウィッグを手掛ける医療事業から新しく下着のブランドを立ち上げました。

 「片胸用ブラ」は、2024年に乳がんで右胸を全摘出したタレントの梅宮アンナさんと共同開発しました。

梅宮アンナさん 「傷口に当たらないような下着がないのかなというところで、現状日本にはなかった。これはぜひ作らなければいけないなと」

 傷口を圧迫しないデザインにし、着脱のしやすさなどを考え全方向に伸びる素材を使用したり、ホックを体の前側につけたりするなど、細部にこだわりました。

アデランス事業統括部 伊藤あおい次長 「(手術後は)むくみが出たり、傷があるので後ろに手を回せない患者が意外と多い。治療中でも社会で仕事をしたりとか、そういったときも苦痛を伴わないというのがすごく大事」

 日本では年間およそ10万人の女性が乳がんに罹患していますが、早期に発見すれば治りやすく、5年後の生存率は9割近くに上ります。

 このメーカーは手術後の社会復帰には体や心のケアが重要として、患者が少しでも安心して過ごせる選択肢を提供したいとしています。