アメリカのトランプ大統領は自身のSNSに「本日イランは激しい攻撃を受ける」と投稿し、大規模攻撃を予告しました。

■イラン 無条件降伏は「夢物語」

 7日未明から空襲警報が鳴り響く、イスラエルのテルアビブ。何度も爆発音が聞こえます。

 一方、イランの首都テヘラン。空が何度も赤く染まります。

 これは、イスラエル軍が公開したテヘラン市内の地下壕(ごう)を攻撃したとする映像です。

 殺害された最高指導者ハメネイ師が使う予定だったという、イラン軍の重要施設だといいます。

 トランプ大統領は、成果を強調します。

「イランでは非常に順調に進んでいます。イランの軍隊は壊滅状態です。海軍も通信手段も失い、指導者もいない状態です」

 さらに、SNSでは…。

「イランとの合意は、無条件降伏以外にはあり得ない」

 これに対し、イランのペゼシュキアン大統領はこう話します。

「無条件降伏などという夢物語は、墓場まで持っていくことになるだろう」

 一方で、ペゼシュキアン氏は、イランが湾岸地域で行った攻撃について周辺諸国に謝罪し、イランを攻撃してこなければ反撃しないと宣言しました。

 これに再び、トランプ大統領がSNSで反応。

「イランはもはや“中東のいじめっ子”ではなく、“中東の敗者”になりました。降伏するか、完全に崩壊するまで何十年もその地位にとどまるでしょう」

 そのうえで…。

「きょう、イランは非常に激しい攻撃を受けるでしょう」

 8日、イランへの激しい攻撃を行うと予告。これまで標的とされてこなかった地域や集団も攻撃の対象として検討していると警告しました。

■ロシア 水面下でイラン支援か

 四面楚歌(そか)のイランに対し、水面下で支援している可能性を指摘されているのが、ロシアです。

 アメリカのワシントンポストは、ロシアがイランにアメリカ軍の航空機などの位置情報を提供していると伝えました。

 イランが保有する軍事衛星は数基にとどまり、こうした情報はイランにとって極めて重要です。

 ロシアは、ウクライナ戦争でイラン製ドローンを大量に使用するなど、軍事協力を深めています。

ロシア大統領府 「プーチン大統領はイランに対し、政治的・外交的解決の道に戻るよう求めました」

 プーチン大統領は、イランのペゼシュキアン大統領と電話会談し、即時停戦を支持すると表明しました。

(2026年3月8日放送分より)