イラン情勢の悪化は様々な業種に影響を広げています。宮城県気仙沼市の製氷会社からは、資材不足やコスト上昇への不安の声が上がりました。

 漁船の出航から水揚げまで、魚の鮮度を保つために氷は欠かせない存在で、水産の街を支えています。

 岡本製氷岡本貴之専務「ビニール袋とか、なかなか手に入らなくなっています。袋に必ず入れて出荷しなきゃいけないから、こういう加工した氷というのは」

 製氷した氷を詰めるために不可欠なビニール袋は、石油から作られます。

 しかし、ホルムズ海峡の事実上の封鎖は続いていて、解消のめどが立っていません。

 メーカーからは、ビニール袋を仕入れることが難しいという連絡があったといいます。 原油高騰の影響は、資材の調達だけにとどまらない見通しです。

 岡本製氷岡本寛社長「電気と水を使って製氷するので、電気代が上がるのがまずこれから影響が出てくるんじゃないかなと覚悟してるんですけど。氷を運ぶのは車なんでガソリンが上がる比率もコストとして大きいんで」

 漁業そのものが打撃を受けることも心配しています。

 岡本製氷岡本寛社長「船が遠くまで行かず、魚を追いかけなくなるのが困るなというのがある。売り上げは漁と相関関係があるので、水揚げが半分になれば半分になるという感じになる」

 この状況が続けば、値上げを検討せざるを得ないということです。

 岡本製氷岡本寛社長「価格転嫁できればいいなと。できるように目指さないと全く大変な状況になるんで。そこが一番の悩みですね」