台風6号は宮城県への影響は少なかったものの、全国各地に大雨や河川の氾濫などの被害をもたらしました。各地で発表された新たな防災気象情報のポイントを改めて振り返ります。

 台風6号は日本列島の太平洋側をなぞるように進み、各地で線状降水帯が発生し西日本から東日本の広い範囲で大雨や強風の影響が出ました。

 上陸した和歌山県古座川では新たな防災気象情報の運用後、全国で初めてとなる「レベル5氾濫特別警報」が発表されました。

 これに伴い、流域の串本町と古座川町の一部地域では浸水の危険性が高まったとして、自治体が警戒レベル5の「緊急安全確保」を出しました。直ちに命を守る行動が必要とされる最も高いレベルの情報です。

 各地で川の増水や冠水が相次ぎ、気象庁などは東京都の野川や善福寺川などに「レベル4氾濫危険警報を発表しました。

 気象庁は、レベル4までに危険な場所から離れて避難することが重要だとしています。

 レベル4の危険警報は自治体が避難指示を出す基準となっていて、危険な場所にいる全員が自治体の指示に従って避難する必要があります。

 和歌山県の古座川に発表された黒色で示されている「レベル5氾濫特別警報」です。レベル5の特別警報は自治体が緊急安全確保を出す基準で、特別警報が出る段階では既に災害が発生している可能性があり、ただちに命を守る行動が必要です。

 外への避難が危険な可能性があるので、建物の上の階に上がるなど少しでも安全な場所に移動することが大切です。

 レベル5特別警報が発表される前の、レベル4危険警報の段階で避難する必要があるということです。

 赤色で示されるレベル3警報が発表された場合は、高齢者など避難に時間がかかる人は自治体の指示に従って避難する必要があります。

 宮城県への影響は少なかった台風6号ですが、改めて新しい防災気象情報を見直すきっかけになりました。