クマの目撃が宮城県でも相次いでいますが、対策グッズの購入などにふるさと納税を活用する動きが広がっています。

 ふるさと納税のサイトさとふるでは、富谷市や白石市など宮城県4つの自治体が返礼品無しで数千円から寄付を募っています。

 このうち2025年11月から募集を始めた富谷市では、全国からこれまでに約110件40万円が寄せられています。

 富谷市では2025年9月に発生したクマによる人身被害を受けて、2025年11月に総事業費3570万円のクマ緊急対策パッケージを決めました。

 富谷市財政課高橋嘉人主任主査「なかなか市の一般財源だけで賄うことはちょっと厳しいのかなというところもありましたので、少しでも寄付の方が集まれば」

 富谷市のクマの目撃件数は、2025年の4月と5月は0件でしたが、2026年の4月と5月は28件となっています。

 寄付は、市民から依頼があったやぶの刈り払いや柿や栗の木の伐採の他、市の職員が臨場する際に着けるヘルメットや盾の購入費用などに充てられるということです。

 富谷市財政課高橋嘉人主任主査「正直ここまで集まるとは思っていなくて、驚いている状況でございまして。集めさせていただいた以上は、しっかりと対策に充てていきたいし、少しでも被害を食い止められるよう支えていければ良いのかなと思っております」

 富谷市では今後もクマ対策を継続するため、期限を設けずにふるさと納税を募る予定です。