宮城県の塩釜港で宮城海上保安部の巡視船から重油が流出した問題で、第二管区海上保安本部は海上保安庁創設以来の大事故と謝罪しました。単純な操作ミスや機械の不具合、寝過ごしなどが原因と説明しました。

 宮城海上保安部の巡視船ざおうから燃料の重油が約1万5000リットル流出し、周辺で養殖ワカメなどの出荷が見送られ、今も油の除去作業が続いています。

 第二管区海上保安本部白崎俊介本部長「深くおわびを申しあげたいと思います」

 事故の原因として重油を移すポンプのボタン操作を誤ったことや、燃料タンクの警報アラームに機械的な不具合があったことなどを挙げました。

 更に、当直員が寝過ごして巡回を2回怠ったため、重油流出を拡大させたと説明しています。

 第二管区海上保安本部井上昭典総務部長「海上保安庁創設以来の大事故でして、このようなことを繰り返してはならないのは当然でございますので、海上保安庁としてはこれを重大事故の1つとして延々と語り継いでいく」

 第二管区海上保安本部は18日、各漁協にも謝罪と説明をしていて、船内教育などの再発防止対策をしていくとしています。