スペインの飛び地・セウタにモロッコからの不法移民が押し寄せた問題で、現地には今も数千人が残っているとみられています。

 アフリカ大陸にあるスペインの飛び地・セウタには、これまで隣国のモロッコから6万人もの若者らが塀を乗り越えたり、泳いだりして侵入したと地元のビバス首長が明らかにしています。

 現地メディアによりますと、スペイン当局はすでに「ほぼ全員」がモロッコに送還されたとする一方、セウタ側は今も「3000人から5000人」が現地に残っていると推定しています。

 ビバス首長は「まだ正常な状態に戻っていない」と説明しています。

 また、セウタ側によりますと、一連の不法入国による死者は88人に上るということです。

 EU(ヨーロッパ連合)各国の内務大臣は4日、緊急でビデオ会議を開き、セウタの現状を整理するほか、今後の対応などを話し合うとみられます。