千葉県を襲った豪雨で大規模な冠水被害が出た大網白里市では罹災(りさい)証明書の申請が始まりました。
■生活再建へ 今必要なものは
豪雨被害に見舞われた大網白里市。生活の再建に向けた動きは18日、市役所でも。
罹災証明書の申請窓口が17日から設けられています。母親と一緒に来た40代の女性に話を聞きました。
自宅が床上浸水 住人(40代) 「床上浸水は4回目。20年くらい前から排水が狭い。その狭い所にバーッと(水が)流れてきて、(自宅前が)2メートルの川になる。(家から)出られない。毎回。今回も消防隊にボートを出してもらい助けてもらった」
雨が降り始めた翌日の午前8時ごろに大網駅近くの住宅街を撮影した映像です。一帯が冠水した辺りに自宅があるといいます。
女性は夜中に、自宅に水が迫ってくる緊迫の瞬間を撮影。
家の前は濁流にのまれ、広い範囲で冠水しているのが分かります。この時、夫と小学生の子ども2人とともに2階へ避難していたといいます。
自宅が床上浸水 住人 「目の前の道路は2メートルくらい。家の中は1メートル以上、冠水。外に出れば2メートル以上なので人が入ると思う」
当時、大網白里市付近では午後11時30分までの1時間に約120ミリの猛烈な雨が降ったとみられます。
自宅が床上浸水 住人 「2階建ての上に避難したが、水が入ってくるとショートして真夜中に停電して、食料もなくて携帯も充電できない。食料も水もない、トイレもない、暑い。『やばい。死ぬ』と思ってめちゃくちゃ不安だった」
夜が明けても自宅前は水が引かずに冠水していたため、消防に助けを求めたといいます。
夫と子ども、家族4人で救助隊のボートへ。その時の映像です。
道路があった場所は、まるで池のように泥水がたまっています。
自宅が床上浸水 住人 「(水が)抜けるめどは立っていない?」
消防隊員 「立っていない」
自宅が床上浸水 住人 「何日か(家に)入れない。どうしよう」
母親が住む家も浸水したため、罹災証明書の申請を合わせて行います。
職員 「どういった状況?」
自宅が床上浸水 住人 「2軒とも床上浸水」
職員 「床上浸水はどのくらい?」
自宅が床上浸水 住人 「写真を撮ってきた」
自宅の被害状況を収めた写真を提出します。審査が行われた後、罹災証明書の判定に応じて、生活再建のための支援金が支給されます。
自宅が床上浸水 住人 「例えば修理するにしても(支援金が)50万円か100万円。50万円の差は大きい。現地を見てほしい」
床上60センチの被害に遭った60代の女性は…。
自宅が床上浸水 住人(60代) 「畳が全部浮いてしまった。風呂場は土が入ってきて砂だらけ。冷蔵庫は全滅というか水没。一人暮らしで2階に避難していて、家が流されるのではと一晩中不安だった。気付いた時には玄関が開かなかった」
罹災証明書の申請には被害状況が分かる写真を添付する必要があるため、市は撮影の協力を呼び掛けています。