子どもが安心して利用することができ、無料もしくは安く食事を提供するこども食堂は、仙台市でも10年ほど前にスタートしました。仙台市の社会福祉協議会に登録されているこども食堂は、約70カ所もあります。
仙台市社会福祉協議会のボランティアセンターで、こども食堂の支援を担当している山本真穂さんに聞きました。
仙台市ボランティアセンター山本真穂さん「こども食堂って実は、こどもだけでなく大人も対象にしている。今までの流れとして貧困、困窮している世帯を支援していると思われがちですけど、地域のサロンと同じで地域の交流の拠点のような形で、食事の提供プラス交流という要素を入れてやっている場所」
「なるべく低価格でお願いしているので、こども1人当たりの料金は0円から300円という設定の所が多いです」
こども食堂の利用者は、物価高の影響などもあり2023年度から2024年度にかけて急増し、その後も増え続けています。
こども食堂の中には、こどもの居場所をつくっている所もあります。
仙台市ボランティアセンター山本真穂さん「夏休みは学校に行かなくなるので学習のペースが乱れたりすることもあって、こども食堂とは別に学習支援の寺子屋で勉強を見る活動をしているこども食堂もある」
こども食堂の最大の課題は、運営資金の確保です。
仙台市社会福祉協議会に登録しているこども食堂で、毎日運営しているのは1カ所のみで、ほとんどは資金の問題で月に1回もしくは2回の開設にとどまっています。
食事を作るスタッフなどの不足も深刻です。
様々な課題も抱えるこども食堂ですが、山本さんは、積極的に利用してほしいと話します。
仙台市ボランティアセンター山本真穂さん「給食以外の食事があまり取れていない、夕ご飯ってなあにという子どももいたようなので、こども食堂はこどもを中心とした居場所作りで、食事の提供だけではなくて誰でも参加できる所を皆さんで話題が出た時に話をしてほしい」