2023年に起きたイスラム組織ハマスのイスラエルへの奇襲攻撃について、イスラエルのネタニヤフ首相が攻撃を事前に知らされていたと地元メディアが報じました。

 イスラエルのハーレツは8日、ハマスによる奇襲攻撃のおよそ10日前に、UAE=アラブ首長国連邦のムハンマド大統領がネタニヤフ首相に電話で、ハマスが大規模な作戦を計画していると伝えたと報じました。

 ネタニヤフ首相は、あらゆる事態に備えていると返答したということですが、ハーレツはネタニヤフ首相はこの情報を治安機関に伝えず、対策を取らなかったとしています。

 このハマスの奇襲攻撃では、およそ1200人が殺害されています。

 イスラエル首相府は声明で「報道は虚偽で攻撃前にUAEから警告は一切なかった」と報道された内容を否定しています。

 10月に総選挙を控えるイスラエルでは、ネタニヤフ政権を批判する声が高まっていて、野党のベネット元首相はSNSに「ネタニヤフ氏はもう首相の座にとどまるべきではない」と投稿しています。