千葉豪雨などで死者が相次いでいるアンダーパスに関し、国土交通省は遮断機の設置など冠水時の事故を防ぐための対策をまとめたガイドラインを公表しました。

井林辰憲国交大臣 「本ガイドラインなどを全国の道路管理者に対して周知するとともに、警察など関係機関と連携しながら引き続きアンダーパスの冠水事故の防止に向け、実効性のある対策を速やかに講じて参ります」

 冠水したアンダーパスでは、8月の千葉豪雨の際に進入した車が水没して2人が死亡したほか、9月に福島県で1人が死亡するなど事故が相次いでいます。

 アンダーパスは全国に3800カ所ほどあり、このうち約3700カ所が自治体で管理されています。

 国交省は今月6日、事故を防ぐための対策をまとめた自治体など向けのガイドラインを公表しました。

 ガイドラインには地形などをもとに冠水のリスクを4段階に分けたうえで、それぞれのレベルに合わせた対策が記されています。

 最も危険な「特に高い冠水リスク箇所」では、車の進入を防ぐため遠隔で作動させる遮断機を設置することなどが盛り込まれています。

 国はアンダーパスごとにリスクを見極めて対策を実施してほしいとしています。