参議院の予算委員会では高市総理大臣が簗前農林水産大臣を事実上更迭したあと初となる論戦が行われ、野党は総理の任命責任を追及しています。

 立憲の辻元議員は「総理が決断できなかったから国会停滞を招き、政治不信につながった」と批判しました。

立憲民主党 辻元参院議員 「何で(簗前農水大臣を)かばい続けていたのですか、ずっと」

高市総理大臣 「かばっていたわけではございません。説明責任を果たす機会を与えていただきたいと、これは国会でも答弁をいたしました」

立憲民主党 辻元参院議員 「総理には任命した責任だけでなくて、かばい続けた責任、決められなかった責任があると思いますよ」

高市総理大臣 「私はかばっていたわけではございません」

立憲民主党 辻元参院議員 「1人辞めるということは自分の非を認めることになる。それが嫌だったし、怖かったのではないですか」

高市総理大臣 「それは辻元委員の感想だと思います。私はそのようなつもりはございませんでした」

 高市総理は予算委員会の冒頭で、簗前大臣の事実上の更迭を陳謝し「後任を含め、内閣一丸となって懸命に取り組む」と強調しました。

 ただ、立憲などは「これで幕引きではない」として簗前大臣の参考人招致を求めました。

 消費税減税関連法案の20日の審議入りが決まり、政府の想定スケジュールへの影響は避けられました。

 ただ、野党側は高市総理を引き続き追及する構えです。