太平洋戦争へ出征する小学校の担任に児童たちが贈ったお別れ文集が、宮城県石巻市で初めて公開されました。

 1943年、当時の田尻国民学校の5年生50人が、出征する担任の小野寺先生に贈ったお別れ文集が公開されました。

 大崎市の田尻郷土研究会会員30人が、石巻市北村の私設平和資料館を訪れました。

 私設平和資料館佐々木慶一郎館長「子どもたちは、先生の言葉を信じて純粋に日本は勝つんだと思っていた」

 「僕も大きくなったら戦争に行きます」「国のために戦ってください」など送り出す言葉がつづられています。

 小野寺先生は1944年、22歳で戦死しました。

 田尻郷土研究会佐藤紀久子会長「お国のために尽くしたいという考えは、あの時代だからこそあるんだなと思って涙が出て来ました」

 平和資料館佐々木慶一郎館長「もう二度と教え子たちを戦場に送ってはならないという思いを強くする子どもたちの作品だなと思います」

 お別れ文集は、石巻市の私設平和資料館で11月いっぱい公開されています。