物価高でもブランド品などをお得に購入できるイベントが31日から2日間、都内で開かれます。驚きの安さの秘密はどこにあるのでしょうか?

■高級ネクタイが500円

 次々と運ばれてくる、段ボールに入った多くの荷物。なかには、ハンガーラックに掛けられた洋服も見えます。

 実はこれ、31日と来月1日、東京・品川区のカフェを使って開催される、「minikura」バザーの準備です。よく見ると、プラダやバーバリーのジャケットに、セリーヌのニットワンピースなど高級ブランドの商品も。

 これは去年のバザーの様子です。大勢の人が集まり、真剣に品物を吟味しています。

来場客 「実家の母がマッサージ器が壊れたと言っていたので、ちょうどいいのがあるなとこれは。これは…500円かな?初めて来たんですけど、ビックリしました」 「えっ?3000円?」

 見ていたのは、きれいな状態のナイキのスニーカーです。

来場客 「これ(普通は)1万円を超えると思いますね」

 さらに、アルマーニのコート(2000円)や、女性に人気のフルラのバッグ(500円)。クリスチャンディオールのネクタイ(500円)などなど。

来場客 「仮面ライダーの絵を買いました。父親へのお土産で、こういうの好きなので」

 ほかにも、限定品として販売された商品や、レアなアイテムなどおよそ1000点が並んでいました。

■倉庫に眠るブランド品大放出

 そして今年も…。ブランドの洋服に5000円の値札が付けられていきます。なぜ、こんなに安いのでしょうか?

 バザーの名前にもなっている「minikura」は、寺田倉庫が運営する宅配型のトランクルームサービスです。利用者は、預けたい荷物を段ボール箱に詰めて送るだけで、月額320円から、「箱ごと」や「アイテムごと」に倉庫で保管してくれます。

 7年ほど前から「minikura」を利用しているアカネさん。子どもの成長に合わせて、使わなくなったものなどを、その都度、預けています。

「都内だと、例えば賃料にすると(1平方メートルあたり)7~8000円すると思う。いらないものを そこに積んでおくって、すごくもったいないなと思っていて、せっかくお金を払っている家を、広く快適に暮らしたい」

 当初は「残しておきたい」と思ったものも、家の外に出して、時間が経つと、「今の自分には必要ないかも」と気付くことが多いそうです。

「ぬいぐるみとかおもちゃとか、その時は捨てたくないけど、さすがに『もう使わないかな』みたいなところがあったりして、捨てるのはもったいないし、ぜひ『もらってもらえるといいね』って」

 そうやって寄付されるのが、ここに並ぶ商品たちです。仕入れは「0円」で、バザーの売り上げは「子ども食堂」に全額寄付されます。

寺田倉庫MINIKURA 浅見開事業責任者 「寄付をいただいている商品ですので、他の方に使っていただくということを重視してる。お手頃な価格を設定している」

 またトランクルームでは、温度やほこりなど、空調も整えられているため、保管状態がいいのも、このバザーの特徴だと言います。

「中古品であっても、とてもきれいなものがあったり、多種多様なものが、食器から衣類までいろいろあるので、それをお楽しみいただけるとうれしい」

 今年のバザーは、31日と来月1日、午前11時から夕方ごろまで開催されています。

(「グッド!モーニング」2026年10月31日放送分より)