フランスの銀行グループは4日、サイバー攻撃を受けたと発表しました。およそ210億円が流出したとみられますが、資金の一部を凍結し顧客への影響はないとしています。

 被害に遭ったのはフランスの銀行グループ「クレディ・ミュチュエル・アルケア」です。

 発表などによりますと、外部の委託業者のシステムを経由したサイバー攻撃に遭い、不正な取引によっておよそ1億1800万ユーロ、日本円でおよそ210億円が流出したとみられます。

 資金はその後、暗号資産に変えられた可能性があるということで銀行側は資金の一部を凍結して回収に向けた対応を進めています。

 また、顧客の資産への直接的な影響はないとしています。

 銀行側は捜査当局と連携して攻撃の発信元や手口を調べています。

 ヨーロッパでは直近で、スーパーマーケットや血液を管理する機関の冷却設備などが標的となるサイバー攻撃の被害が相次いでいます。