11月は、リチウムイオン電池による火災防止月間です。

 モバイルバッテリーが発火する映像では突然煙が上がり、激しく炎が噴き出します。その後も激しく燃え続け最後には火花が飛び散りました。

 リチウムイオン電池が原因の火災は2025年に全国で1297件と、2022年に比べて2.2倍になるなど増え続けています。

 火災の原因となるリチウムイオン電池ですが、使わなくなても家に置いままという人も多いようです。

 古くなったリチウムイオン電池の危険性などを、専門家に聞きました。

 NITE東北支所齋藤康之支所長「リチウム電池の特性として、自己放電率が低いという特徴あります。かなりの年数が経たないと完全に放電しないと思いますので、常にエネルギーを蓄えているということは心構えていただければと思います」

 長い間使っていなくても、電池の中にはエネルギーが残っているため保管には注意が必要です。

 NITE東北支所齋藤康之支所長「高温であるとか湿度、湿気がある所だと内部に水分が入ってショートしてしまったり発火する可能性があります」

 保管場所としては温度が15℃から30℃ほどで、湿気が少なく風通しの良い場所がおすすめということです。逆に避けた方が良い場所は。

 NITE東北支所齋藤康之支所長「消費電力が高い電気製品などは熱を持ちますので、熱を持つ所に近づけないことはまず大事。そして押入れとか、ちょっと湿気があるようなところ内部に水分がたまるとショートして火災に至ることもあるので、そういう所も避けて欲しい」

 「客家のサインとして一番分かりやすいのは外観上、膨らんでくる。もっと分かりやすいのは、充電しづらくなったとか発熱するようになったとか」

 電池が膨らんでいる、充電しづらい、触ると異常に熱いなどの変化があれば注意が必要です。

 不要になったリチウムイオン電池は処分方法は、自治体により異なります。

 仙台市では週1回、缶・びん・ペットボトルの収集日に合わせて捨てることができます。

 捨てる際にはモバイルバッテリーなどを透明な袋に入れて、黄色の回収箱に捨てる必要があります。

 分別せずに捨てると、出荷の恐れがあります。

 仙台市では、リチウムイオン電池が原因とみられるごみ収集車の火災がしばしば起きています。分別して捨てることが大切です。