宮城県東松島市の野蒜海水浴場は、7月20日から約1カ月間オープンすることになりました。震災前年の2010年以来、12年ぶりの開設です。

 東松島市の渥美巖市長は6日の定例会見で、野蒜海水浴場を7月20日から8月21日までの33日間開設すると発表しました。

 野蒜海水浴場は震災前、年間4万人以上の人出でにぎわいましたが、震災の津波で甚大な被害を受け、がれきの撤去のほか防潮堤や道路の整備などの復旧工事が進められて来ました。

 2021年の年末に復旧工事が完了し野蒜海水浴場は、12年ぶりにオープンすることになりました。

 砂浜には、ビーチテニスやビーチバレーができるコート8面も設置される予定です。

 また、約330台分の駐車場やトイレなどが整備されました。

 坪谷歩香記者「こちらは東松島市の野蒜海岸です。このように海岸にはたくさんのカキの殻が落ちています」

 海水浴場の近くにはカキの養殖施設があり、多くのカキ殻が堆積しています。

 海開き前の6月25日には地元住民や市の職員、自衛隊員など計200人から300人による清掃活動が行われる予定です。

 渥美巌東松島市長「被災した野蒜地区の復興の姿を発信していく必要があるんじゃないかということで、海水浴場が開設されるということで、ひとつ明るい話題、復興からの明るい話題にもなるんじゃないかなと思っています」