宮城県の利府町役場の敷地内で、カルガモの巣が見つかりました。親ガモが10個の卵を温め続けていて、職員らが見守っています。

 4日、利府町役場本庁舎の南側で草刈りをしていた業者がカルガモの巣を発見しました。

 親ガモは、ほぼ巣を離れることなく卵を温め続けているということです。

 巣の中には10個の卵が確認されました。役場庁舎が現在の場所に移った2002年以来、カルガモの巣が発見されたのは初めてだということです。

 職員らは、町の成長と重ね合わせてヒナの誕生に期待を寄せています。

 利府町藤岡章夫財務課長「カモの親がせっかく来てくれたので、子育てに優しい利府町をアピールすべくカモにも優しい町として大切に見守りたい」

 カルガモのヒナは、6月末から7月初めに生まれる見込みです。