宮城労働局は、整骨院などを経営する仙台市青葉区の会社が、新型コロナの影響で売り上げが落ちた企業に向けた雇用調整助成金7800万円余りを不正受給したと発表しました。

 宮城労働局によりますと不正受給を行ったのは、宮城県内で整骨院や整体院を経営する仙台市青葉区のグリーンルームです。

 この会社は2020年3月から2021年5月までの間に休業を装い、教育訓練をしていないにもかかわらず行ったとする虚偽の申請をして、雇用調整助成金7800万円余りを不正受給しました。

 グリーンルームは事実関係を認めていて「制度に対する理解が不足していた」としています。

 この会社では、分割で返還に応じているということです。