宮城県大崎市は、記録的な大雨で崩落した岩出山の丸山橋について、仮設の橋の設置を決めました。

 大崎市岩出山の蛭沢川に架かる丸山橋は、4本ある橋脚のうち2本が流され崩落しました。

 市の要請を受け調査を行ってきた東北地方整備局の緊急災害対策派遣隊、TEC−FORCEが21日に市役所を訪れ、今後の対応を報告しました。

 現在の状況をみると橋の修復は困難なため、応急復旧の進め方として仮設の橋を設置する案が示されました。

 一方で、橋の設置には周囲の電線の撤去やクレーン車の作業スペースの整備が必要で、すぐに着工できないということです。

 伊藤康志大崎市長「地元の方々の生活上必要な橋だと思っておりますので、この提案、報告書を元にして、今後の速やかな復旧復興を果たしていきたいと思っております」