東北6県と新潟県の消防隊員が、水難救助の技術を競う大会が20日に宮城県利府町で開かれました。

 大会は水難救助の技術の向上を目指すもので、東北6県と新潟県の選考を突破した18の消防本部から隊員76人が参加しました。 隊員たちは、水上や水中での救助活動を想定した7つの種目で、技術の正確さや速さなどを競いました。

 沼や池でおぼれた人の救助を想定した溺者搬送では、隊員が泳いで要救助者の元に駆け付け、あごを上げて気道を確保しながら搬送しました。

 仙台市消防局田辺晴督消防士長「この夏場というのは水難事故が多くなってきますので、もし現場で出場となった際には、しっかり人命救助に当たっていきたいと考えております」

 成績上位の個人やチームは、8月26日に東京で開かれる全国大会に出場します。