宮城県議会議員の定数を、現在の条例通り2増2減する報告書が県議会議長に提出されました。2023年秋の県議会議員選挙で適用される見通しです。

 県議会の議員定数・選挙区等検討委員会は、4つの選挙区の議員定数を2増2減する報告書を菊地恵一県議会議長に提出しました。

 現在の条例では「富谷・黒川」と「宮城」の両選挙区でそれぞれ1つ増やす一方、「石巻・牡鹿」と「気仙沼・本吉」の選挙区で1つずつ減らします。議員定数の59は維持します。

 前回2019年の県議選は、震災からの復興に影響があるとして定数削減は先送りとなっていました。

 検討委員会では、2020年の国勢調査などを踏まえ条例を改正する必要はないと判断したということです。

 新たな区割りは2023年秋の県議選で適用される見通しです。