2月3日の節分を前に、宮城県の塩釜神社では福を招く福升作りが行われています。2023年は3年ぶりに節分の日の豆まきも行われます。

 塩釜神社では毎年、節分に向けて神社や家庭で使う豆まき用の福升を作っていて、3種類のサイズで約4300個が用意されます。

 モミの木でできた升には、2023年の干支、兎の焼印が押され、神職が墨で一つ一つ心を込めて「福」や「寿」の文字を入れていきました。

 塩釜神社永野雄大権禰宜「卯年ということもありまして、その柔らかいウサギの雰囲気にあやかりまして、この状況が落ち着いて元の穏やかな暮らしができますようにと祈って書いております」

 福升は、15日から祈祷に訪れた人などに渡されています。

 塩釜神社では、新型コロナの影響で過去2年中止となった、一般の人が参加しての節分の日の豆まきが3年ぶりに行われる予定です。