宮城県は、記録的な猛暑を受け稲の生育が平年に比べ早まっているとして、収穫時期を1週間から10日早めてほしいと農家に求めることを決めました。
県は1日午後に稲の刈り取り時期について周知するため、JAの担当者などど臨時の会議を開きました。
会議では、宮城県の作付けの7割以上を占めるひとめぼれについて、大崎地区など県北部では3日ごろから刈り取りを行うよう農家に周知することを決めました。
稲の刈り取り時期は平年に比べ1週間から10日ほど早く、県によりますとこの時期に始まるのは過去最も早いということです。
生育が早まった要因として、8月に入ってからの記録的猛暑で最高気温の平年との差が4度から6度高く推移したためとみられています。
県みやぎ米推進課佐藤淳課長「生産者に対しても周知して、しっかりと良質米生産に向けた対応をしてまいりたい。収穫適期を逃した米は品質や食味が低下してまいります」