俳優でアーティスト、のんさんの個展が仙台市青葉区で13日から始まりました。

 仙台パルコで始まった個展、のんRibbon展 怪しくて、可愛いもの。は、のんさんが長年自身の作品のモチーフにしている、リボンを使った作品の数々が展示されています。今回の目玉は、東北の伝統工芸品とリボンのコラボレーションです。

 小笠原侑希記者「のんさんがデザインした青森県の伝統工芸品、こけし灯籠です。後ろにはリボンがあしらわれていて、とてもかわいいデザインとなっています」

 福島県の赤べこです。リボンがあしらわれてい、てのんさんの世界観と伝統が見事に織り交ざった作品です。

 のんさん「日本の伝統工芸品を見るのがすごい好きなので。伝統をつないでいる職人さんの作ったものに、リボンを結んでいくっていうことにすごいわくわくして」

 会場には、のんさんが監督・主演などを務めた映画に登場した作品も展示されています。

 のんさん「リボンアートは、見る人によって受けるイメージが違うアートだと思うんですね。かわいいものが不気味に見えたり怪しく見えたり。それぞれの魅力を感じ取ってほしいなって思います」

 のんRibbon展 怪しくて、可愛いもの。は、仙台パルコ本館6階で29日まで開催されています。