トランプ関税を巡り赤沢経済再生担当大臣は、来週後半にも再びアメリカを訪問し、3回目の閣僚協議を行う方向で調整に入ったことが14日、分かりました。
政府関係者によりますと、来週前半にワシントンで3回目の閣僚協議に向けた事務レベルの協議を行う予定です。
その結果を踏まえ、赤沢大臣は22日にも訪米し、ベッセント財務長官らと協議を行いたい考えです。
赤沢大臣は2日に行われた2回目の協議の後「5月中旬以降、閣僚協議を集中的に実施する」と述べていました。
6月中旬に予定されるG7=主要7カ国の首脳会議で石破総理大臣とトランプ大統領が会談することを念頭に早期の合意を目指しています。
ただ、日本側が重視する自動車への25%の追加関税の引き下げを交渉の対象に含めるかなどアメリカ側との隔たりは大きく、合意はまだ見通せない状況です。