経団連が実現を求めている選択的夫婦別姓について、筒井新会長は、国会で法案が実質的に審議入りしたことは「極めて意義深い」と議論に期待を示しました。
経団連 筒井義信新会長 「何と言っても28年ぶりに国会で議論の俎上に乗ったということで、極めてこれ自体、意義深い一歩であるという風に受け止めております」
選択的夫婦別姓を巡っては、立憲、維新、国民民主の3党が法案を提出し、28年ぶりに国会で実質的な審議が始まっています。
ただ、どの案も過半数を得る見通しはたっておらず、いまの国会での法改正は難しい情勢です。
経団連の筒井義信会長は、立憲と国民民主が法案のベースとしている1996年の法制審議会の案で、選択的夫婦別姓制度を実現することを事実上、支持する考えを示しました。
また、個人としても、社長・会長を務めた「日本生命は9割が女性で、このテーマに問題意識を持ってる女性も少なからずいる」と導入の必要性を強調しました。