高額な医療費を抑える「高額療養費制度」の見直しを巡り、超党派の議員連盟が厚労大臣と面会し、医療費の負担増加が家計に与える影響などを分析したうえでの慎重な議論を求めました。
「高額療養費制度」を巡っては、政府は患者団体などの反発を受けて今年から実施予定だった負担上限額の引き上げをいったん見送りました。
制度の在り方などを議論する超党派の議連は25日に福岡厚労大臣と面会し、医療費の負担増加が家計に与える影響などを分析したうえで、制度変更を慎重に検討することなどを求めました。
厚労省はがんや難病患者の団体なども参加した検討会で議論し、秋までに見直し案を決める方針です。