株主総会を開いたフジテレビ親会社の清水社長は会社側が提案した取締役候補について、全員が8割以上の賛成票で選任されたと明らかにしました。

フジメディアHD 清水賢治社長 「社会から必要とされる企業に生まれ変わることができるよう、新しい取締会の下でグループを挙げてまい進して参ります」

 株主総会では会社側提案の取締役候補11人が承認されました。

 清水社長は速報値として会社側の候補は全員、8割以上の賛成票を得たと明らかにしました。

 一方で、否決された大株主のファンドが提案した取締役候補については、賛成率は3割に満たなかったということです。

 また、CMスポンサーについては、6月時点で170社と前の年に比べておよそ28%まで回復したとしました。

 ただ、スポンサー各社はサッポロビールが「現状ではCM再開の判断には至っていない」としているほか、日本生命も「すぐに再開することは考えていない」とコメントしています。