炎天下、2歳の男の子が車に閉じ込められました。一体何があったのか。その時、車内では…。

 7日午後4時半ごろ、高知市内の保育園に車で訪れた母親。車内には2歳の男の子も乗っていました。男の子に車の鍵を預け、エンジンは切った状態でその場を離れたといいます。すると…。

 男の子が誤ってドアをロックし、閉じ込められてしまったのです。

保育園関係者の通報 「駐車場で車内に子どもが閉じ込められた」

 7日、高知市の最高気温は35.5℃。通報のあった時間帯でも32℃を超えていました。

 JAF(日本自動車連盟)が行った実験です。気温35℃のなか、エアコンが切られた車内の温度は25℃からみるみる上昇。わずか10分で体温超えの37.8℃に。

 この実験より長い時間、閉じ込められた男の子。

 現場に駆け付けた消防隊が後部座席のガラスを割り、男の子を車内から救出。閉じ込められてからおよそ15分が経過していました。

 男の子は病院に搬送されました。軽症だということです。