デジタルの力で学びをより深めようという取り組みです。宮城県塩釜市の小学校で、動画を活用した授業が始まりました。

 塩釜市の全ての小学校で10日に始まったのは、動画を使った授業です。6本ある動画は東京都のデジタル教材制作会社が作り、このうち2本は浦戸諸島の海や漁師の仕事などが題材です。

 市はデジタル教育の推進を目指していて、2024年にこの会社と協定を結んでいます。

 タブレット端末で動画を視聴した子どもたちは。教科書では得られない学びを体験したようした。

 児童「動画だとするする見られるから便利でいいと思いました」「実際にやっている様子が見られるのでいいと思いました。自主学習とかでいっぱい勉強していきたいと思います」

 塩釜市教育委員会佐藤拓郎学習支援係長「地元の郷土的なものとか歴史とか、あとは本市には魅力のある文化財とかそこに従事する人とか、そういったものを題材にした動画を更に増やしていければなと思っているところです」

 動画は繰り返し見ることができるため、市は空き時間などに活用してもらうことを期待しています。