5月の戸籍法改正で、戸籍の氏名にヒリガナの記載が義務付けられました。これを受け、各自治体からフリガナを確認するはがきが発送されています。

 仙台市若林区の印刷会社では、本籍地が仙台市にある人への通知はがき約45万通がトラックに積み込まれました。

 はがきはフリガナが正しければ何も対応しなくて良いですが、誤っていた場合は2026年5月25日までに正しいフリガナを届け出る必要があります。

 仙台市戸籍住民課古澤範明課長「本人確認をより精度の高いものにしていくという目的がございますので、はがきが届きましたらまずは確認をお願いいたします」

 11日から約4万3000通のはがきが発送される宮城県気仙沼市では、菅原茂市長がはがきの確認を呼び掛けました。

 菅原茂気仙沼市長「大切な事はご自分の振り仮名をしっかり確定したいということですので、みなさんのご協力をお願いしたいと思います」

 法務省では、専用のコールセンターを設置して手続きの相談などを受け付けています。

 届け出に手数料はかからず、各自治体は手数料を取るなどの詐欺に注意するよう呼び掛けています。