特殊詐欺の被害を未然に防ごうと、仙台市の若林警察署の若手警察官が寸劇で手口を紹介しました。

 若林警察署の若手警察官は、地域住民に特殊詐欺の手口を寸劇で分かりやすく周知しています。

 15日、市民センターに集まった住民など約30人にオレオレ詐欺を題材にした寸劇を披露しました。

 若林署生活安全課林健司課長「寸劇を通じてその手口や特徴などを分かっていただいて、防犯対策に役立てていただきたいと思います」

 宮城県警によりますと、1月から先月末までの特殊詐欺の被害件数は158件で、SNSを使った手口も増えていることから、被害者の7割が65歳未満となっています。

 若林警察署では、今後も学校での講話など幅広い世代に向けて啓発を続けるということです。