アメリカのトランプ大統領は日本が市場開放に消極的だと指摘し、8月1日から25%の関税を発動する可能性を示しました。

トランプ大統領 「相手に応じる気があるなら(書簡で記した)ディールを変えることもある。例えば、日本が市場を開放するとか。でも、日本はそうしない。本当にしようとしない。だから書簡通りに進めるかもしれない」

 トランプ大統領は15日、記者団に対し、関税協議を巡って市場の開放は非常に重要な問題だと指摘し、交渉で合意に至ったインドネシアについて「アメリカに市場を全面的に開放した」と評価しました。

 一方、日本を例に挙げ、アメリカに対して市場を開放をする気がない国には、8月1日から各国の首脳に宛てた書簡で示した新たな税率を発動する考えを示しました。

 日本には新たに25%の税率が示されています。

 トランプ氏は日本がアメリカの自動車や農産物を受け入れていないと繰り返し不満を示していて、日本にさらなる譲歩を求めたものと言えそうです。