宮城県富谷市が実施した総合病院の公募に対し仙台市若林区の病院が公募に応じたことについて、若林区の住民が病院が移転すると地域医療が崩壊してしまうと懸念を訴えました。

 6月に締め切られた富谷市の病院公募には2件の応募があり、最終的な候補者は8月20日に決まる予定です。

 応募のうち1件は、東北医科薬科大学の附属病院である若林病院であることが明らかになっています。

 この動きについて若林区の住民らが16日「若林病院は区内唯一の総合病院で移転すると地域医療の崩壊を招く」と懸念を表明しました。

 そして、仙台市に対して何らかの形で若林区に総合病院を存続させるよう求める要望書を提出しました。