イスラエル軍がシリアの首都ダマスカスにある国防省本部を空爆しました。シリア国内で続く少数民族の衝突に介入した攻撃とみられています。
シリアテレビの生放送中に背後で建物が爆発し、大きな音が響きわたりました。キャスターが慌てて避難するなど、現場は騒然となりました。
イスラエル軍は16日、ダマスカスにある暫定政府の国防省本部を空爆しました。
シリア南部で地元の遊牧民と衝突を続けている少数民族「ドルーズ派」を支援するための空爆としています。
イスラエルは、占領しているゴラン高原にもドルーズ派の住民がいることから、住民の保護を名目にシリアへの攻撃を続けています。