ウクライナではロシア侵攻後、初めて首相が交代し、39歳のスビリデンコ首相が率いる新たな内閣が発足しました。
ウクライナ議会は17日、ユリア・スビリデンコ前第一副首相を首相とする新内閣を承認しました。
5年以上にわたって首相を務めたシュミハリ氏は国防相に就任し、シビハ外相など8閣僚は留任します。
ゼレンスキー大統領は兵器に占める国産の割合を現在の40%から半年以内に50%にするよう求めていて、スビリデンコ首相は新内閣の最優先課題として武器生産の拡大と技術の向上、経済の自立性の確保などを挙げました。
スビリデンコ氏は4月にアメリカと合意した鉱物資源協定の交渉を主導しました。
また、ゼレンスキー大統領は17日、新たな駐米大使にステファニシナ副首相を任命しました。